2017アルプス紀行その③南ア:塩見岳
やっぱり私は、はげ(もとい)晴れ男

 2017年8月11日-12日 塩見岳 A田

南アルプスで唯一未登頂の山であった塩見岳。南アルプスのど真ん中に君臨するこの山に学生時代からずっと憧れていたが、 今回やっと登ることができた。
事前の天気予報はあまり芳しくなく、晴れ男伝説もこれで終わりかと思っていたら、山頂は奇跡的な晴れとなった。
あまりにもの自分の強運に本当に感謝したのでした。

8月11日
 伊那大島=バス=鳥倉登山口8:45~豊口山間のコル9:40~三伏峠小屋11:22-44~本谷山12:54-13:10~塩見小屋15:00
この日は時折日が射す程度で、山行中はほとんどガスの中、大汗をかかなかったのは良かったが全く展望が効かなかった。 小屋に着いたら雨が降り出し、間一髪で濡れることがなかったのがお慰み。

8月12日
 塩見小屋4:05~塩見岳5:05-6:10~塩見小屋7:13-40~本谷山9:23-37~三伏峠小屋10:35-11:15
~鳥倉登山口13:23=バス=伊那大島
夜中に目が覚めると雨音が。せっかくここまで来てと残念な気持ちで再び寝入る。
朝目を覚まし、どうせ雨かガスだからとゆっくり出発しようかなと思いながら小屋の外に出るとなんと月が煌々と輝いていた。
思わず「まじかよ」と言葉が口に出た。
それであれば御来光を拝まねばと慌てて準備し、出発した。 小屋は満杯だったのに、なぜか山頂に人はまばらで、静かな頂から南アルプス3,000m峰の全山どころか、南は光岳まで見渡せた。
晴れは全く期待していなかったので、思わぬご褒美に感動し約1時間絶景を堪能したのでした。
小屋から下り始めるとふたたび雲が湧いてきて塩見岳も姿を消す。そして鳥倉登山口に降り着くと激しく雨が降りだした。
まったく運が良いとしか言いようがない。
おかげで不安定な天気の中でも結局山頂での防寒以外にカッパを着ることなく念願の塩見山行を終えられた。めでたし、めでたし。

登山経路(クリックして拡大)

塩見小屋 とてもきれいで快適でした。夕飯はカレ-。お代わりあり。
早朝の塩見岳山頂。上空の雲は関東方面へと去り、快晴の青空が。
東峰より西峰。
残念ながら関東方面の雲で陽は射してないが、富士山の周りは綿のような雲海が見事。
一方、西側の中央アルプスは輝やいている。
左から仙丈、甲斐駒、北岳、間ノ岳、農鳥岳
左から悪沢岳、荒川前岳、前岳に重なって奥に赤石岳、右手肩に聖岳、さらに奥に光岳
塩見西峰にも朝日が
○○記念です
イブキジャコウソウ
タカネツメクサ
イワギキョウ、クチバシオガマ、ミヤマコゴメグサ、タカネツメクサ、ホソバツメクサのコラボ
ミヤママンネングサ群落
山頂稜線から眼下に前衛峰と塩見小屋
イワギキョウ
前衛峰にて 赤石山脈の名のもとになった赤色チャ-ト ぶらタモリの気分です
小屋付近から塩見岳
本谷山手前のシラカバ?林がきれいでした。
本谷山から一瞬塩見岳のガスが晴れて
三伏峠小屋。一休みする登山客がカレ-を注文する
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