海谷駒ヶ岳
駒ヶ岳シリ-ズ第9弾

 2015年10月12日(月) 駒ヶ岳(1487m)  新潟県糸魚川市
                      通称:海谷駒ヶ岳(うみたにこまがたけ)

【メンバ-】:A田、N島(会友)

【登山行程】
大神堂登山口(7:00)→すくみのテラス(8:40-50)→駒ヶ岳山頂(9:15-35)→P1498((10:00) →山頂(10:26-41)→すくみのテラス(11:00)→登山口(12:23)


久しぶりの駒ヶ岳シリ-ズ。
今回は2日で駒ヶ岳2座目指して北陸に。富山県の越中駒ヶ岳と新潟県の海谷駒ヶ岳である。
ところが、初日の越中駒ヶ岳は天候も悪かったが、登山口までの林道が途中で通行止め。林道歩きがかなり長くなり時間的に厳しいなと諦めた。
以前も何人かの人がこの駒ヶ岳シリ-ズにその場の勢いで乗っかり、九州ではほぼ無名のこの越中駒ヶ岳に春山合宿で登ろうということになったが、 北陸自動車道のパ-キングで剱・立山の雪景色があまりにも美しく立山登山に急きょ変更したことがあった。
また、今回も駄目。なかなか越中駒ヶ岳は登らせてくれない。
そのかわり、知る人ぞ知る大雨男N島氏と糸魚川で合流した翌日の朝はなぜか見事な快晴となった。
おかげで、昔の山友と素晴らしい海谷駒ヶ岳を十分堪能できた。
巨大な岩壁と紅葉、バリエ-ションに富んだル-ト、初冠雪の北アルプスまで見渡せた景色。糸魚川の里山はスケ-ルが大きく美しい。

海谷駒ヶ岳位置図(クリックして拡大)

海谷駒ヶ岳登山経路(クリックして拡大)

大神堂登山口近くの駐車スペ-ス。4台は駐車可能かな。
車の奥は行き止まり。海谷駒ヶ岳が望めます。
駐車場から少し下ったところに登山口
しばらく樹林の中を登ります。
1時間ほど登ると駒ヶ岳の大岩壁が見えてきました。
登ってわかったのですが、ここを登ります。
バンドの取付きの岩壁直下
まさに垂直の大岩壁です。
バンド途中から日本海が
狭いバンドの灌木地帯を登ります。
削ったのか、たまたまえぐれていたのかわかりませんが。核心部。
平坦に見えますが、急な登りです。
ロ-プが張られていますが、それほど危険ではありません。
紅葉と岩壁側面
バンドを登り詰めると「すくみのテラス」という大展望場所が
すくみのテラスは三方絶壁です。
紅葉で彩られた山頂側の大岩壁
眼下に根知谷
初冠雪の北アルプス小蓮華岳方面の山々
糸魚川のシンボル、明星山
背後はまた素晴らしい紅葉が。N島氏も嬌声をあげます。
見事な紅葉
駒ヶ岳山頂です。全く絵にならない棒立ちの二人。
A田が向けるカメラの先は
雨飾山です。
その左手には鬼ヶ面山と奥には焼山と火打山も見えます。
N島氏が山頂から見えるこの先の10mほど高い1498mのピ-クにも山頂標識があるとブログで見たという。 そのピ-クまでは100m下って100m登り返さねばならず、ちょっと躊躇したが、山頂で居合わせた地元の青年が 「大分からわざわざ来て後悔するよりも」という声に気持ちが動き、行くことにした。
しかし、それがとんでもない悪路でこんなところを登っていく。
ところが1498mのピ-クはこんな状態で標識すらない。
N島氏の言葉には昔何度も騙されたが、こんなところまで来てまたやられた。
この時間を返せと言いたかったが、 戻る道すがらの本当の駒ヶ岳がとても美しかったので良しとしよう。
糸魚川の町と日本海がきれいに
紅葉が素晴らしい
やっぱ行ってよかった。
下山後に登山口付近から見た駒ヶ岳大岩壁
麓から見た海谷駒ヶ岳の雄姿
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